2008年5月20日

NPO法人日本ニーム協会

ミャンマー報告書

4月23日〜5月1日迄、ミャンマーのニーム現況視察に行ってきました。
ミャンマーは、インドと共に、ニームの原産国ですので国の対応や発育状況を自分の眼で確かめたかったのです。
昨年10月3日から行く予定でしたが、長井さんの事件があり、やっと4月23日からのVISAがおりました。

ミャンマーは日本の1.8倍の広い面積を持ちます。タウンインチ(油の川)では、
45度の気温を記録しました。とても暑かったです。
3日間マンダレーからヤンゴン迄、でこぼこ道を走る。この街道は、ニーム街道で、ニームの木が、果てしなく続き、3日間続き通す。どこを見ても、ニームとパームヤシ。
ニームは、白い花が咲きみだれている。
新緑の中にニームの白い花が咲く、ジャスミンの香りがする。

ミャンマーの難点は、日本の生活に慣れきっている生活をしている私達にとって、停電があったり、通信状況が悪かったり、道が少々悪かったりと、驚く事もある。

ミャンマーの良い所は、土地が広い、果物が美味しい、多種類ある。
物価がとても安い。たとえば田舎の道路わきでメロンが売っていました。
日本円100円でメロンが4個買えました。これが素晴らしく美味しい。
反対に、車など贅沢品には、大きな関税がかかると言う。
一人ひとりの人々は皆さん優しい。

パゴダには、お祈りをする人々が手を合わせ膝まずく。
敬虔な仏教徒です。

個人旅行の場合は、写真を映してはいけない場所や勝手な行動ができないので、少々肩苦しいかも知れない。

5月1日に帰国したのですが、5月2日にミャンマーは、サイクロンで大荒れで、2万5千人死亡、4万人が行方不明、もしかしたら10万人を超す天災と聞く。
今回の旅で多くの友人ができたのですが、安否が気になる。

残念ながら、亡くなった方々には、ただただ御冥福を祈るのみ。
復興には、時間がかかると思いますが、何かしなければ、そんな強い気持ちが湧いてきます。

たった1日の差で難を逃れましたが、又、ミャンマーに行きます。
ミャンマーは素敵な国です。
日本の昭和30年代の田舎がそのまま現存している様な、素朴な田舎がある国。

ミャンマーの皆様、有難うございました。
ささやかですが、国難の再興に手を貸したい。

今の気持ちです。

 

 

 


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