■ニームについては「ニーム協会公式ブログ」の「ニームあれこれ話」でも詳しく説明しております。



広く東南アジアから中近東に自生し、神秘の樹木として古代より崇められてきました。とくにインドでは街路樹として身近にどこにでも見られ、樹皮、種子、実や葉などすべてに薬効があるとされ「ミラクルニーム」といわれています。

インドのアーユルベーダー(生命科学。紀元前から続くインドの伝承医学)には欠かせない 神秘の薬として古くから珍重されている。
樹木全体に含まれる苦味の成分を害虫が嫌い、有機農業の防虫対策にとて有効。
ドイツの昆虫学者が、アフリカのスーダンでイナゴの大群の襲来により、あらゆる木葉 や野菜類が食べつくされたのに、ニームだけは食べられずに残ったという光景を目撃したの がきっかけで、研究に携わるようになった。
イナゴも食べなかったというニームも、人間が生葉で食べたり、お茶にして飲んでも害が ないどころか、薬効に優れている万能薬。 また、ニームには多くの種類があり、害虫に効く種類と効かない種類がある。さらに同じ種類 のニームの葉でも薬効は、樹齢15〜30年の青年期ものが大きく、若木は小さい。



散布や塗布により効果的に害虫を駆除します。
ニームの樹木に含まれる「アザディラクチン」という成分。この成分が卵の孵化を妨げ、成虫の食欲を減退させ、変態を防ぐだけでなく、忌避効果があり駆除に優れた効果を発揮します。
加えて、種子から抽出されるニームオイルは、草食・吸汁昆虫を始め、ハダニ類、ナメクジ等に作用し、食品・飲食店のゴキブリ駆除にも効果があります。

もちろん人には無害で安全です。
ニームの大きな利点として、農作物に繰り返し忌避剤として使用しても動物等の哺乳類に対してはほとんど無害であるとされており、自然環境のサイクルに影響を与えることもありません。

人のための万能薬として、ニームはさまざまな可能性が研究されています。
ニームはインドなどでその優れた薬効性から人々の健康維持に不可欠な薬としても用いられてきました。例えば、ガンの予防、皮膚病の治療、皮膚病の予防、糖尿病の予防、マラリア対策など、人を様々な病気から守ってきました。
またそのほかにも、種子や、樹皮などを用い、肌を健康にしたり美容の分野でも効果が期待され、研究が進められています。



平成19年5月24日    日本ニーム協会 会長執筆の本が発刊される
国連が20世紀に「今世紀最大の贈り物」と絶賛した「ニーム」に関して当NPO法人日本ニーム協会の稲葉 眞澄会長が21世紀に於ける「ニーム」の意義や活用について、やさしく解説しました。

定価 :1,500円(送料別)   店頭販売:6月1日予定

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