◆萩原 孝一 氏 国際連合工業開発機関(UNIDO)工業開発官
日本ニーム協会とは、7〜8年の付き合いです。 私は来年の3月31日で定年となります。
国連(UNIDO)としてもニームをもっと活用したいと思います。
12月に「スピリチュアル系 国連職員、吼える」を出版します。
BOPビジネスが今後ODAの流れになります。 今迄のODAではにっちもさっちもいかなく
なると思います。 WinWinの関係が大事と思います。
◆石見 尚 氏 農学博士 「ニームとは何か」監者 日本ニーム協会顧問
7月13、14、15日で日本ニーム協会と一緒に、東日本大地震の被災地へニームの消毒へ
行って来ました。 大変喜ばれたとのこと、ニーム協会と共に頑張れて良かったです。
椿の実につく害虫にニームが効果があるかの質問を受けました。 ニームは単独よりも
併用でより良き効果が現れます。
日本では水産関係においてニームを広く使い始めています。
◆石井 茂 氏 2010年参議院全国比例区出馬 ツルネン マルテイ政策秘書
ニーム協会 会長 稲葉会長には、2006年 有機農法法案を作る際、国会に来ていただき
大変お世話になりました。 農水省では、有機の見直しが行われています。
TPPに負けない農業にしていかなければと思います。
2年前にツルネン議員が、ルオム的生活の本を出版しました。「自然に従う生き方と農法ルオム」
今回、「ツルネンさんの ルオム的生活のすすめ」をツルネン、石井、カイサ カウット・コイブラ
の三人で出版しました。 今迄、この協会の集まりには全出席をしてきたツルネンですが、今回は
国会の都合で出席できず代理の私で申し訳ありません。
◆入江 真理 氏 農林水産省 消費・安全局 農産安全管理課 農薬対策室
7月日本ニーム協会を訪問して、ニーム(アザディラクチン)物質について世界の動きがあった
ことをお知らせました。 そのことを今日皆様にお話して欲しいと会長から言われ出席しました。
農薬のイメージはあまりよくないかも知れませんが、農作物を害する病害虫を防除する為の薬剤です。 農薬は農薬取締法によって守られています。 農薬には天然のものと化学物質との両方があります。 作物を守るためのものですが、生き物に対する環境などに対し実験をして安全な農薬の登録をしています。ヨーロッパ(EU)でもアザディラクチンに対する評価が今年3月に出ました。その結果を元に今後日本もどうするかということで協会をお訪ねした訳です。
厚生労働省では残留農薬の基準の見直しにアザディラクチンも今まで基準の対象外となっていましたが、それを今全体の見直しをしようということになっています。
◆唐澤 佳長 氏 理事長 元帝人(株) 副社長、(株)ドリームインキュベータ 特別顧問
帝人で長くお世話になっていました。 その帝人を退職しカンボジアコットンクラブを作りました。 カンボジアでオーガニックのコットンを育て、日本の消費者に買って頂き、その利益を現地へ還元して農業の振興に役立てていこう、ということで始めました。 これを始めることで人に感動して頂き、名誉を頂きました。 古澤氏のカンボジアでの物作りに自分は役立ちたい、という情熱に打たれ、こうして現在手伝っている訳です。 企画からやっとスタートという時に、虫と病気の問題でストップとなり困っていたところで、ニーム協会の稲葉会長に古澤がお会いした訳です。 協会の法人会員様のお陰で無償でニームの資材を提供頂き、とにかくニームによりスタートがきれました。 援助するだけでなく今後カンボジアのための仕組みをしっかり作っていかなければと思っています。 この会の後、香港経由でスイスに入ります。 何よりお世話になった稲葉会長にお礼が言いたく、是非会にも出席しなければと、何とか両方に対応でき嬉しく思います。
◆古澤 敦 氏 副理事長 元NHKスペシャル 番組センター ディレクター
NHKでベルリンの壁、アンタックPKO、アフガンと種々の取材に各国を廻りました。
40歳になって、サラリーマンを辞め、社会に今迄の恩返しをしたくて4年前カンボジアで綿を
作り始めました。 100t、300t、900tと綿の収穫も延びていましたが、昨年30tになって
しまいました。 虫が出て食われてしまいました。 虫の問題もとにかくお金がかかり、売れ
る物を全て売って頑張っていますが、そんな時にニームを知り日本ニーム協会を訪ねて協力依頼
をしました。 会長に潟Oレースランドを紹介され、ニーム液を無料で提供して頂きました。
バッタ、カメムシ、カイガラムシが出ましたが、データーは今はまだ出ていませんが、ニームの効果で止まっているかと思います。
ジャングルには虫の被害が無いことを考えると、有機農業のヒントがそこにあると思います。
◆小川 剛一郎 氏 (有)アプリ 代表取締役 NPO法人日本ニーム協会 会長補佐
もともと殺虫剤を30年前から使って害虫駆除に携わってきました。その中で、インドを放浪していた時に教えられたニームを思い出し、インドから取り寄せ使ってみるようになりました。
臭いが強いところから食品工場などの外回りでまずは使ってみることにしました。 そこから研究を重ね、今では100%効果があると言えます。 変体阻害がされることで虫が0の状態へ持っていけるようになりました。 ニームは接触すれば100%効果があるといえます。
虫は樹液を吸うものと葉を食べるものの2種あります。 葉に散布すると青虫など葉を食べるものには効果があります。しかしアブラムシなど樹液を吸うものには効果がありません。 土壌に散布
して根から吸わせることでどちらにも効果が出ることがわかりました。
ある牛丼チェーンでのチョウバエにもニームは効果を示しました。
適切に使えばニームは100%効果があります。
◆稲葉 眞澄 NPO法人日本ニーム協会 会長
今年は東日本大震災で始まり、終わった一年でした。
7月13、14、15日 岩手県と宮城県にニームの消毒に行ってきました。
先月 ミネラルウォーター4万本を受け、被災地へ送りました。
ニーム協会も丸々10年が過ぎました。 やっと根を下ろしました。
- 日本ニーム協会を作った稲葉とはどういう男か。
- どの様な流れでニームと知り合ったか。
- この10年、どの様に日本ニーム協会を作ってきたか。
- 今後、日本ニーム協会をどうしていくか。
4つの問題を詳しく説明しました。
「衆生無辺誓願度」 釈迦尊の言葉が稲葉の中心であります。
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*お問い合わせ:NPO法人 日本ニーム協会
tel 03-5784-3425/ fax 03-5784-3429
mail info@nihon-neemkyokai.com
http://www.nihon-neemkyokai.com