NPO法人日本ニーム協会はこの度、フィリピンの現地法人ゴールデン・リリー開発株式会社と業務、技術の提携をすることになりました。

ゴールデン・リリー開発(株)は、6年前からフィリピン、ミンダオナ島ダヴァオ市にてニーム及びヤトロパの実験を続けていました。普通は単体の植栽をしますが、環境のこと、生態系のことを考え、混栽を実践していました。

ニームの持つ特性に関し、日本ニーム協会が協力し、また今話題のヤトロパに関しても、メリットのある混栽を実践していくことで互いに協力関係をとることになりました。

フィリピン政府は高価な輸入石油の依存度を軽減し、大規模な植林を行って環境を保持し、あわせて貧困の撲滅支援に乗り出しました。現在バイオ燃料を商業的に生産する目的でヤトロパを増殖する計画を策定し、二つの政府機関を設置しています。

ゴールデン・リリー開発(株)は、ダヴァオ市北西30kmに5Haの土地を確保し、更に60Haの用地確保に努めています。

今現在10万本の苗床、多量の種を所有しています。

1本から3kgの種の収穫が見込めます。1万本では30トンもの種が収穫できます。

ヤトロパは植物から取れるアルコールとして、今世界中から注目されています。

ニームとの混栽で、生態系により寄与してまいります。




国際炭焼き協会 会長 杉浦銀治が作った炭窯

 

この炭窯で焼いたニーム炭

ニーム苗床

 

ヤトロパ苗床

ニームの木

 

現地の協力者と稲葉会長

ニーム、ヤトロパを植林する5haの土地全景