活動分野

1、教育現場の環境整備と情操教育支援
2、持続可能な農村開発支援(住民参加型)

活動地

シュムリアプ市アプサラエリア   コンレン・コミューン
カンダル州およびバッタン州

スタッフ

日本人 現地代表  岩本 彪 neem_cam@yahoo.co.jp     (プノンペン  092 296 305)
ローカルスタッフ  3名

カンボジアにおける連絡先

住所 P.O.Box 2428 No.464 AE1 St.163 Boeung Keng KongV Chamkor
Mon Phnom Penh,Camcodia

活動紹介

  1. 減農薬と有機栽培の推進

インド東北部からミャンマー周辺が原産といわれるニーム(Neem=学名Azarirachta indica A juss カンボジア名スダウsdau)は東南アジアでは広く自生または栽培されています。減農薬や有機栽培が求められる今日この樹が持つ害虫忌避作用や土壌改良効果が、日本ではもとより世界中の農業関係研究者から注目されていました。
また近年医療分野においても、ニームの成分が脂肪細胞から血液中に分泌されるアディボネクチン(adiponekutine)の分泌促進作用が顕著にあって、インウルエンザそして癌予防と治療にも有効であることなどが次々に明らかになってきました。
ニームの幹・枝・樹皮・葉・花そして種子すべてが農業そして医療に使えるのです。

  1. カンボジアでの現状

森の国といわれるカンボジアでは、シロアリ食害の少ないマホガニー科のこの樹はかつた
くさんあって、伝統的に使われていました。この樹の名前の村やコミューンが全国各地にあ
ります。 しかしその殆どが伐採されてしまい、およそ4〜5世代後の現在では民家の周囲
に植樹して日除けと蚊を防ぐことに役立っています。
また開花時期の12〜4月頃に花と若葉を人々は食材として利用しています。乾期の暑い
時にこの樹が持つ解熱効果の伝統を継承しています。

3.日本ニーム協会のミッション
私たちはニームの持つ有用性を広く発信し、世界的に求められている野菜や果樹の減農
薬栽培や薬物汚染の減少に貢献する活動を行っています。

  1.  カンボジアでの活動
  2. ・ 育苗センターから苗木提供

シェムリアップ州  コンレンコミューン  アンロン村
アプサラエリアの学校や農村に苗木を提供しています。
プノンペン市    チュマンオンパウ地区
(JNACでは苗木を実費え販売しています。)

  1. ニーム葉入り線香製造(2010年産から着手予定)

コンポンチャム州  プレアコイコミューン  アンロン村

  1. ニーム葉茶の製造(2010年産から着手予定)

ニームの苗木を提供できます。
森の国カンボジアには、古くからたくさんあって「スダウ=sdau」と呼ばれています。
この樹を植える活動に是非ご協力下さい。
プノンペン市チュマンオンパウ地区およびシェリムアプ市郊外に育苗センターを設置しており、苗木を提供いたします。
ニームは乾燥地帯・酸性土壌にも良く育ちます。




2007年 シェムリアプコンレンコミューン アンロン林に
ニーム育苗センターを設けました。

2006年 シトー村トウルバサン中学校に植林した苗木
ニームの花(ジャスミンの香りがする)  
ニームの木
(カンボジアではスダウと呼ばれる)
カンボジアでの活動ブログ